東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2020年3月28日]

【高松宮記念】手堅いワイドでも…

よくよく運がない馬がいたものだ。あのアーモンドアイことである。そもそもは昨年の安田記念で武豊騎乗の馬がスタート直後に斜行し、あおりを食って大きく出遅れ、3着に追い込んだのがやっとだった。年末の有馬記念では向こう正面奥深くにスタート地点があるから最初のコーナーを曲がったところで直線の大観衆に気づき、ゴールが近いと錯覚して暴走したから一周回って最後の直線走路では力尽きて惨敗。さらに、今夜開催予定のドバイWCデーで、連覇をめざしたドバイターフだったが、現地まで輸送されたのに、コロナ禍の人災で開催中止になり帰国するしかなかった。検疫などがあるから、しばらく出走できないのだ。厄払いでもして、あの素晴らしい快走をみせてほしいものだ。

世の中、物々しく自粛ムードがつづいて、無観客とはいえ競馬が開催されているのが不思議なくらいだ。楽しみごとが少なくなっているから、競馬ファンにはありがたいことだ。

吉祥寺の居酒屋「青夷」は井の頭公園の花見自粛で盛り上がらないはずだが、桜はなくても酒さえあればという常連が多いから、密閉・密集・密接のクラスターすれすれなのに、G1高松宮記念ともなれば騒々しくなる。口撃機関銃ヤマの申されるところでは、中京コース1200mは枠順が問題として最内の1枠と大外の7・8枠は不利とか。自信の本命⑥ダノンスマッシュは3枠に入り、ドバイに出発しなかった川田騎乗でますます自信があるらしい。相手は有力馬5頭とからめて馬連・3連複・3連単でガツンと勝負するという。ギャンブル教師ミノ先生はマイルも短距離もこなす⑩アイラブテーラーにぞっこん惚れているらしい。⑥と⑨タワーオブロンドンに厚めに流し、ほか4頭にも馬連で流すとか。穴党のマスターは、1200mも中京コースも未知数なのに、ロードカナロア産駒に注目して、③ダイアトニックに賭けるらしい。

さっそうと真打ち登場で舞台に出ているつもりだが、私の狙いは前走オーシャンSの1着馬⑥ダノンスマッシュと3着馬⑨タワーオブロンドン。あのときは56キロと58キロと2キロ差があったが、ここは57キロで同斤だから逆転もありうる。手堅いワイドでも、もう1頭に人気薄がからめば、3連複は美味しい馬券になる。


高松宮記念

⑥-⑨ ワイド1点で勝負する

⑥-⑨の2頭軸で3連複総流し16点で遊ぶ

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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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