完全攻略ファイル No.3

【ジャパンC】かたや背水の陣、かたや7億円争奪戦!?陣営の心を読み狙う馬は?



プロフィール
西野龍馬(にしのりょうま)
「我、信ずる道を行くのみ」を予想の信条とし、坂本龍馬を尊敬する若手の競馬記者。

自身が拠点とする関西から「競馬維新」を掲げ、陣営の思惑を見抜く”読心”を中心に、データ等を融合させて予想に新たな新風を吹き込む。

ファンが熱狂できる情熱的で、予想に役立つ情報を発信する。維 (こ) れ新 (あらた) なり!


読心とは…
“何故、そういう行動を取ったのか”と自身が当事者の立場となって、陣営の考えに思いを巡らせること。戦略を読み取ること。言い換えれば『推理』『人読み』。読心こそが龍馬の馬券の極意!

マイルCSは天気に振り回されたと言えど、反省が多いレースだった。結局雨が降らず、終いはキレ味勝負になってセリフォスに軍配。中内田厩舎はついに古馬GIを制した形で、今回は素直に脱帽だ。

今週はもちろんジャパンC。一番のテーマは、やっぱり『デアリングタクトをどう見る?』というところだな。早速見ていくぞ!

今年は外国馬が例年より多く事前エントリーしたものの、日本馬の顔ぶれが少々手薄になるものと思われていた。ところが、エリザベス女王杯で6着に敗れたデアリングタクトが中1週での参戦を表明したことでムードが一変。そして鞍上には短期免許で来日中のトム・マーカンド騎手が起用された。

ファンの間では「脚部不安で長期休養を挟んだほどの馬が中1週で使って大丈夫なのか?」という疑問と、ここまでコンビをずっと組んできた松山騎手が降板したことへの反響が大きいのかな?

中1週での参戦で色々言われるようになったのも、昨今の競馬界において

『実績馬が短い間隔で大レースを連戦することが減った』
『ぶっつけ本番も多く、一戦一戦間隔を空けて使うことが主流のように見えている』
からこそだろう。時代の移り変わりだね。秋シーズンだけでGI連闘を含む6戦したオグリキャップが空から微笑ましい顔で見ているかもしれない(笑)。

……秋シーズンだけでGI連闘を含む6戦したオグリキャップが空から微笑ましい顔で見ているかもしれない(笑)。「俺はオールカマー→毎日王冠と前哨戦を2戦して、そこから秋天→マイルCS→ジャパンC→有馬と全部出たぞ!」ってね。

そして鞍上交代の相手が外国人騎手ということもあり、ずっと同じコンビで見たかったファンにとっては悲しいことかもしれない。けれども、オーナーサイドからすれば『結果を出すために納得できる手を打つ』べく動いているワケで……。

という点などを含め、ジャパンCに切り込んでいこう。気になるポイントがあれば、目次をクリックすれば、すぐに読めるぞ。

※なお、海外馬については基本的に未知数な面が多いものの、今回は厳しい戦いを強いられると判断した。昨年のジャパンCで5着のグランドグローリーは日本競馬への適性を多少示しているが、今年はこのレースがラストランで、来年からは社台ファームで繁殖入り予定らしい。となると、今回は“無事にレースを終えることが一番の目標”かなと背景を読んでいる。

読心ポイント目次


ポイント1
三冠牝馬vsダービー馬、強調材料と懸念は?

早速だが、我らが関西軍の実績最上位2頭を検討していくぞ!

デアリングタクト(杉山晴厩舎/T.マーカンド騎手)
背水の陣であることはほぼ確定的

出走の経緯、乗り替わりに関しては冒頭の通り。オーナーサイドの身になってみれば『何とか復活の可能性を探りたい』と考えた時に、舞台を吟味したり、鞍上変更を模索してみたりと色々な策を講じるのは当然だ。

決して、前任者の松山騎手の騎乗に問題があったとは思わない。それは陣営サイドも分かっているはず。けれども、ヤレることはやっておきたいと考えた末での結論だとは理解したい。加えて、出走してくるからには状態面もしっかり見極めているはずだ。

もっとも、当欄ではエリザベス女王杯(6着)時もあまり推しておらず、当時からパフォーマンス面の低下とエピファネイア産駒の早熟説(古馬になってからのGI実績が乏しい)という点を指摘していた。ただ、結果的に外有利な馬場状態で内枠を引かされ、終始馬場の悪いところを走らされた点は情状酌量の余地があると思っている。

結果が上向く可能性があるとすれば、やはり実績ある東京芝2400mへの参戦であるということ。恐らく、この馬は歴代のパフォーマンスから右回りよりも左回りの方が合っている。鞍上変更については未知数な面が強いけれど、乗り役が替わることがプラス材料になる可能性は秘めていると思うな。急激に人気を落とすようならば、馬券に入れておいて損はないかもしれない。

シャフリヤール(藤原英厩舎/C.デムーロ騎手)
7億円争奪戦も、前走内容に不満

ご存知、昨年の日本ダービー馬。今年はドバイシーマクラシックを制しており、その勝利のおかげで『ジャパンCに勝てば追加ボーナスがもらえる立場』である。1着賞金4億円に加え、追加ボーナスは200万ドル(約2億8000万円)。つまり、今回は約7億円獲得がかかった勝負ということになる。

陣営側の考えに立ってみれば、当然秋の最大目標はジャパンCということになり、天皇賞(秋)以上に力は入っているはずで、仕上がりもさらに上向いていると考えるべきだろう。

しかし、とはいえ“5着に敗れた天皇賞(秋)のレース内容に見せ場がなかった”点をどう分析するかがポイント。自身の上がり33.6秒は先行馬ジャックドール(4着)にも及ばないもので、今回も激突するダノンベルーガ(3着)には0.8秒劣った。

個人的には「もう少し脚を溜める形で運んでも良かったかな」とは思っているが、たとえジャパンCにピークを合わせていたとしても、もう少し良いパフォーマンスを見せてほしかったのが本音である。上積みがどこまであるかがカギとなるな。



ポイント2
伏兵も充実の関西馬に対しダノンベルーガはどう扱う?

やはり、我らが関西組に対する一番の敵はダノンベルーガ。しかし、今回は懸念も少なくないと見ているぞ。

ダノンベルーガ(堀厩舎/川田騎手)
懸念は連戦での回復と上積み

関東組の中では一番のライバルと見ている。前走の天皇賞(秋)ではシャフリヤールに先着する3着好走。上がり32秒台の末脚は見せ場十分、やはりこの馬は東京コースがピッタリ合っているのだろう。

問題は前走からの上積み面。ご存知の通り、春から体質的な弱さが指摘されており、日本ダービーでは中間に強い調教を課すも、当日のパドック気配は決して良く見えなかった。陣営もその点を踏まえて今回は調整してきたとは思うが、過去の戦績からも『連戦がプラスとは言えない』ことは間違いないだろう。

■ダノンベルーガの戦績とレース間隔に因果関係アリ?
レース名 着順 レース間隔
新馬戦1着初出走
共同通信杯1着中11週
皐月賞4着中8週
日本ダービー4着中5週
天皇賞(秋)3着中21週
ジャパンC中3週

ご覧の通りで、連戦した時にパフォーマンスを上げてきたケースが未だ一度も無い。内部では知られた通り、右後脚に弱点がある関係で、現状は左回りの広いコースがベストだろう。だからこそジャパンC参戦を決めたのだとは思うが、上記の通り大きな懸念も抱えている。

関東勢の中でもポテンシャル最上位であることは認めるが、そう簡単なレースにはならないことも容易に想像が付くと言えるな。とにかく、当日のパドック気配と歩様は要注意だ。

ヴェラアズール(渡辺厩舎/R.ムーア騎手)
充実度は上位、問題は人気

今年の1月まで一度も芝を使ったことがなかった馬が、秋にはジャパンCに出てくるんだから競馬は面白い(笑)。

芝では(3-0-2-0)と馬券圏内を外しておらず、それどころか5戦すべて上がり最速。初の重賞挑戦となった京都大賞典も楽勝だった。

流石にGIともなると相手レベルは今までと桁違いだけど、ムーア騎手が乗ることも含めてまだまだ伸びしろのある馬だとは思う。ただ、こういう戦績の馬がどれくらい売れるのか興味深いな。未知数な割に人気になるようだと、それはそれで妙味が薄いということになる。

テーオーロイヤル(岡田厩舎/菱田騎手)
前走は重斤量馬としては痛恨不利

今年はダイヤモンドSで重賞初勝利を挙げ、天皇賞(春)では3着好走。ステイヤータイプの一頭で東京芝2400mの高速決着になった時に克服できるかは不安な面も残る。

とはいえ、この秋2走はどちらも明確な敗因があると思っている。オールカマー(5着)は外を通った組には厳しいレースで、1~4着馬は道中ラチ沿いに位置していた馬だったことを考えると、外枠から正攻法の競馬をして掲示板確保なら悪くないはず。

アルゼンチン共和国杯は直線で進路をカットされる不利があり、特に加速が付きかけた場面で減速を余儀なくされたのは痛かった。トップハンデで重い斤量を背負っていたことを考えると、再度エンジンをかけることの厳しさが分かっていただけるだろう。スタミナが求められる展開になれば侮れないかもしれない。

ヴェルトライゼンデ(池江寿厩舎/D.レーン騎手)
前走とは雲泥の仕上がりと見た!

忘れちゃならない一昨年の日本ダービー3着馬。昨年1月のアメリカJCC(2着)後に脚部不安で長期休養を挟んだけど、約1年半ぶりの復帰戦となった鳴尾記念で見事勝利。イキナリから芝2000mを1分57秒7で走れるのだから能力に陰りはないと見て良さそうだ。

となると、前走のオールカマー(7着)が気になるところだけど、再三述べているように差し馬には厳しい馬場状態だったことに加え、どうも仕上げが甘かったように見えたんだよね。実際、厩舎サイドからもそういった話を個人的に聞いていたりするし、

今回は中間の気配が前走とは雲泥の差のように感じるな。鳴尾記念で勝利に導いたレーン騎手が乗ることも含め、これはひょっとするんじゃないか?

西野龍馬の結論
読心から馬券に入れておきたい馬は?

天皇賞(秋)の内容に納得しているワケではないが、名門・藤原英厩舎の本気仕上げを信じたいところ。この中間も福永騎手が調教に跨って細心の注意が払われているという点も決め手となった。

西野龍馬の結論
買い
シャフリヤール
秋の最大目標は間違いなく『7億円』が懸かった今回のはず!

穴指名
ヴェルトライゼンデ
忘れてはならない実績馬。とにかく中間の気配が良く映るぞ!


チャンピンズC・予告
  • なんと、出走予定馬がすべて関西馬!
  • 連覇狙うテーオーケインズに死角はあるか?
  • 3歳勢の序列、何を選ぶ問題勃発!


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