採れたて!トレセン情報

第922回~第924回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●1994年からこのコース!●

今週は正月競馬恒例の3日間競馬。月曜日は中山で3歳牝馬による重賞フェアリーSが、京都ではリステッド競走のすばるステークスが行われる。

すばるステークスは、重賞では無いものの、フェブラリーステークスがGIに昇格した1994年から、ダート1400mで施行されるようになったダート戦線の重要なステップレース。3年前より開催時期が約3週間早まり、フェブラリーステークス直前の駆け込みレースという雰囲気はなくなったものの、新興勢力が登場するかどうかの注目レースには違いない。

今年、フルゲート16頭中、明け4歳馬は2頭のみ。ともにイキが良く勝つ様ならこの春が楽しみな存在にはなるが、他馬を見ても「昔の名前で出ています」という馬が多く、全体的なレベルとしては決して高くは無い。

そうなってしまった理由のひとつは、除外で優先権利を得ている馬が多かったところにもある。

今のオープンの優先出走順位決定方法は、収得賞金の前に無条件で除外権利持ちの方が優先になるため、賞金の少ない馬が権利を取りやすく出走もしやすい。実際このレースでは、前回除外で権利持ちの馬が過半数の9頭もいた。土曜日の淀短距離ステークスに出走していたシヴァージも、本線はダート1400mのすばるステークスだったのだが、権利持ちが多く出走が難しそうなので土曜に回った経緯がある。

因みに最終的に13頭が除外になったが、その中にはキョウヘイやハウメア・キャナリストリートなど、とてもダートを使うとは思えない馬が含まれている。そう、ここで除外権利を取って、次回芝でその優先権を行使して確実に出走させるというプランなのだろう。

そんなレベルだからこそ注目して見たいのは…

優先権利は無かったものの、昨秋にオープンのオータムリーフステークスを制し収得賞金の順位で出走確実だったスズカコーズラインだ。

前走のギャラクシーSの敗戦で印は落としそうだが、大外枠でもありハナを奪うまでに結構脚を使ってしまったこと、そして阪神の坂、まして距離が1400m、かなり厳しい条件ではあった。それでも4着に粘ったところが今のこの馬の勢いと状態の良さを物語っている。

今回は得意なスプリント戦。全6勝中4勝が京都のダート、そして同じく全6勝中4勝がダート1200m、舞台設定は申し分なく、また冒頭の通りレベルも決して高くはなく、しかもマイペースの競馬が出来そうなメンバー構成。自分の競馬が出来るのならば、そう簡単には止まらないだろう。

フェブラリーSには関連しないと思うが、このレースでのスズカコーズラインの走りには注目してみたい。

【競馬場から見た推奨馬券】

中山の日曜は多少パラついた程度。雨予報もほとんどなくなり、月曜も良い馬場コンディションで競馬が行われそう。
ただ、芝コースは微妙に内側が荒らされつつあり、コース取りの差も緩和されてきた。
後は、3日目で資金がもつか、どうかだけかな?

今日の狙い馬は、中山8Rの6番ロジシルキー。福島での未勝利勝ちも、札幌の昇級戦も外々を回る力まかせの競馬で強いもの。
前走は休み明けでも、まずまず仕上がっていた。ただ、実戦感が戻り切っていなかったのか、いつも以上にズブかった。元々、勝負どころで置かれ気味になるが、それがいつも以上。おかげで4コーナー手前で他馬に前に入られ位置を下げ、そこから巻き返したが、やっとエンジンがかかったところがゴール前。0.5秒差なら、良しとする。
その点、今回は手頃な頭数で競馬がしやすい。もちろん超大型だけに、叩いての上積みも大きいはず。
更には、走る気を促すためのチークPを着用のコメントもある。
馬っぷりからは、このクラスにいるような馬ではなく、本気で走れば楽勝まである。

単勝 6
馬連 6-7 6-10
3連複 6-7-10 5-6-7

自信度 B


もう一鞍は中山12R。こちらも久々を叩かれた6番スマイルを狙う。
デビュー戦が、経験馬相手の未勝利戦ながら、後方から馬群を捌きつつ一気のはなれ業。まだ馬体も緩めだっただけに、恐れいった覚えがある。重賞級の馬だと思ったが、なぜかその後が案外。ただ、このタイプは、無事なら必ずいつか大化けする。
前回は休み明けで小回りの福島。出遅れて外を追い上げる脚は見所があった。ロスが大きかったことと、久々の分止まってしまったのは仕方ないか。気性的な部分も幾らかあったのであろう。
その凡走で人気が落ちるようなら、今回は馬券的に妙味がある。
そして今回は、はなれ業を成し遂げたデビュー戦と同じ中山2200m。それにて覚醒してくれれば、あっさりがあってもおかしくない逸材だ。

単勝 6
馬連 2-6 4-6 6-10
3連単 6の1頭軸マルチ 相手 2.4.10.13

自信度 C

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●またも桜花賞馬に?●

中央競馬も2週目を迎えるが、変則日程という事もありまだまだお正月ムード。今週は土日に加え月曜までの3日間開催、日月に明け3歳馬の重賞が組まれている。

日曜の京都ではシンザン記念。近年はそのレース名通りのオルフェーヴル・ジェンティルドンナ・アーモンドアイと3冠馬を続々輩出している出世レースとなっている。特に牝馬が好走した場合は、その2頭以外にも4年前のジュエラー(2着)、2011年のマルセリーナ(3着)、2007年ダイワスカーレット(2着)が桜花賞馬に輝いている。

今年も、先々のクラシック候補を思われる素質馬、牝馬も3頭が出走しているが、ここで好走して、またも桜花賞馬に輝く可能性もあるだろう。

その3頭の中でも、まだ新馬戦を勝ったばかりとは言え、ルーツドールにはその可能性を強く感じてしまう。

フィエールマンの半妹という事でデビュー前から注目はされていたものの、そのデビュー前の調教はまだモサモサした感じで、それもあってか評判の割には2番人気に甘んじていた。しかし終わってみれば5馬身差の圧勝劇を演じ、素質の高さを魅せ付けた。

今回が2戦目。前走後は一旦放牧され、状況を見てここへの参戦が決まった。今回ルメールが乗らない理由も実はそこにある。決して勝てると見ている方を選んで乗っているわけでは無く、ルーツドールがシンザン記念に使うことが決まった時には、既にサンクテュエールの先約があり、また同じノーザンF生産馬とは言え、それぞれがライバル関係にある天栄としがらきの関係馬なだけに、好きな方に乗れるという状況にはなかっただけ。一見すると選んで見えるだけに注意して頂きたい。

代わって騎乗する川田騎手。追い切りに騎乗し「まだまだ良くなる余地がある」とコメントしているが、初戦の時に比べれば調教内容もグンと良くなり上積みは大きいだろう。

血統的にも距離は延びていいタイプなはず。ここで勝てれば賞金的に今後のローテが楽になる事もあり、獲りに来ている一戦と見ていいだろう。

目論み通り勝てれば、この後の桜花賞はもちろん、オークス、そしてまたも3冠馬…その可能性まで秘めた1頭、注目してみたい。

【競馬場から見た推奨馬券】

日曜の中山の天気は微妙だが、降っても最終レース前後という予報。それほど馬場状態は心配しなくても良さそうだ。

注目は中山11RポルックスS
まずは、マーフィー騎乗で人気を集めそうなハヤヤッコの評価。
レパードSをデルマルーヴルを差し切っての勝利と、当然注目度は高い。しかし、そのレパードSは超に近いハイペース。
デルマルーヴルこそ中位から早めに追い上げたが、他の上位入線馬は皆かなり後方から追い込んだ馬ばかり。それだけに、早め進出のデルマルーヴルを差し切ったといっても、鵜呑みにはできない。むしろ展開に恵まれた感が強い。
3走前の中山戦も、ゴルドマイスターとのマッチレースを制したが、当時のゴルドマイスターは完全にリズムを崩していた感が強い。他にめぼしい馬が見当たらなかった
だけに、これもあまり評価できない。

そこで代わりに狙いたいのが、11番デアフルーグ。ご存知の通り、デビューからこの中山ダート1800mで3連勝。まだこのコースでは負け知らず。その後はメンバー強化もあるが、明らかにパフォーマンスを落とした。ユニコーンSの返し馬では硬さが出ており、明らかに調子落ちと思えた。
それを踏まえると、使い込まれると良くないタイプか、暑い時季は苦手ということになる。新馬戦を9馬身ぶっちぎったことから、鉄砲駆けすることは間違いない。しかも冬場に3連勝と時季も良い。
得意のコースで巻き返しと見る。

単勝 11
馬連 5-11 11-14 4-11
3連複 5-11-14 4-5-11 4-11-14
5-10-11 10-11-14

自信度 B


もう一鞍は中山12R。もちろん中山マイル戦だけに内枠狙い。狙い馬は3番ルプリュホール。前々走が、東京で外枠で引っ掛かって伸びを欠いた。そして前走の中山戦は、その外枠を意識して最後方まで下げて馬群に入れる競馬。しかし、超スローの前残りで伸び切れず。その状況でも0.4秒、0.5秒差なら、クラス上位は間違いない。
今回は内枠だけに、折り合いを気にせずに
好位に行ける。
関西馬で横山典が4戦続けてのるのは、気がある証拠。その横山典はイン差しの名人。このチャンスを逃すはずはない。

単勝 3
馬連 3-7 3-5
3連複 3-5-7 3-7-11 3-7-13

自信度 C

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●今週が開幕週●

年末年始を海外で過ごすため開幕週には騎乗せずに、2週目からのスタートが恒例となっているルメール騎手は今年も例年どおり今週が開幕戦。

土曜日6鞍、日曜日8鞍、月曜日7鞍で有力候補が多数スタンバイ。

中でも注目は月曜日のメインレースとなるフェアリーSで騎乗するアヌラーダプラだろう。

2戦2勝ともに着差以上の楽勝でクラシック候補の1頭。

2戦ともに騎乗している主戦の三浦騎手が先週の落馬で負傷したため、代打を探すことになりルメール騎手へ。ただ、この代打は関係者が使うところの「AB」という投票方法が取られて、抽選の結果、ルメール騎手となったのだ。

詳しく説明すると、ルメール騎手は1勝クラスのオーラロフラッシュが先約として予定しており、1勝馬が抽選を突破する確率は20分の12だった。

確実に出走することができるアヌラーダプラの代打を務めることになったのが津村騎手。

ここでノーザンファームサイドからの条件として、ルメール騎手と津村騎手の「AB」での投票だったとのこと。

この「AB」はトップジョッキーのためのルールで、まずルメール騎手は先約のオーラロフラッシュで投票。

一方のアヌラーダプラは、「ルメール騎手本線&抑え津村騎手」で投票。

この投票方法によってどうなるかというと、オーロラフラッシュが20分の12の抽選を突破した場合は、アヌラーダプラは津村騎手へ。オーロラフラッシュが除外になった場合は、アヌラーダプラはルメール騎手へ、となる投票方法。トップジョッキーのためのルールと言ったのはこういうことが起こるからで、「AB」という投票方法ができた理由は全盛期の武豊騎手のためだったというのも、なんとなくわかるような気がする。

やはり、ルメール騎手は「もっている」ということで、オーロラフラッシュも走るが、現時点ではそれ以上と評判のアヌラーダプラが回ってくるあたりが、リーディングジョッキーたるゆえんなのだろう。

「鬼に金棒」となるのかどうか。2年連続リーディングが始動する。

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●心機一転●

関東へ拠点を移しての開幕週となった先週は、代打騎乗でも結果を出し4勝と好スタートを切ったデムーロ騎手。新エージェントとのコンビで巻き返しののろしは上がったとみてよさそうだ。

新エージェントといえば、昨年までの2年間は自分自身で騎乗予定を管理していた藤田菜七子騎手だが、今週から新エージェントと契約。

グリーンチャンネル等で活躍されている優馬の久光氏が新エージェントに就任。

先週の藤田騎手は2着が3回で勝ち切れなかったが、人気は健在で今週は2場開催の激戦区の中、3日間で16鞍に騎乗。あと1勝すれば通算で101勝となり3キロ減から2キロ減へ。

また来週から6週間は小倉に滞在して勝ち星量産を狙える稼ぎ時のローカルがスタート。

弾みをつけるためにも今週は少なくとも1勝はして気分良く小倉へと向かいたいはず。

3キロから2キロへ。藤田騎手の新しいスタートはもうすぐ。

【競馬場から見た推奨馬券】

土曜は雨の心配はなく、先週同様に良い馬場コンディションで競馬が行われそう。

馬場が良いなら、芝のレースで勝負したいもの。
まずは中山5R。絶好枠を引いたマーフィーのブラックマジックがかなり人気を集めているが、軸馬には11番ヤシャマルを支持したい。
ヤシャマルの前走は、素質馬揃いの一戦。そこで早め、早めの勝ちに行く競馬で2着。走破時計も速くて、外々を回るロスがありながら、翌週のブラックマジックよりも1秒7も速い。
同じレースで5着だったウシュバテソーロが、先週、好メンバーで際どい競馬をしており、レベルの高さは実証済みである。
2戦目は追い込み、前走が先行と、展開に左右されない強味もある。
ライバルが絶好枠を引いたのは気がかりだが、前走だけ走れば勝てると見る。

単勝 11
馬連 1-11 5-11
3連複 1-5-11 1-4-11 1-8-11 1-11-13

自信度 B


もう一鞍は中山12R
ここは素直に、好枠を引き当てた2番サトノマックスが中心。
デビュー前から評判の高い馬で、その馬っぷりも、さすがに良血と唸らせるもの。
しかし、気難しさが災いして出世がかなり遅れている。
ただ、半年ぶりの前走が内を捌いてくるという、以前には見られない進境を見せた。
まだモタれるような面は多少あったが、ようやく大人になってき印象が窺えた。
更に今回は初ブリンカーを装着。これにて行きっぷりが良くなれば、好枠の効果が倍増する。
元々がこんなところにいる馬ではなく、本気さえ出せば、あっさり勝てるはずだ。

相手に面白いのが、5番のグレンフィナン。気性の勝ったタイプで、使い込むより久々が狙い目。
この馬も1勝級では、馬っぷりの良さが目を引く一頭。骨折明けということで人気を落としていれば、狙い目だ。

馬連 2-5 2-8 5-8
ワイド 2-5

自信度 C

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